鬼滅の刃について

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先日、アマゾンプライムで「鬼滅の刃」のアニメ全26話を一気に見ました。興味があったというよりも世間の話題についていく為に見ました。結果、大変面白かったです。まず背景の尋常でない綺麗さに驚きました。第1話での冒頭、雪景色のシーンの美しさに魅了され、すーっと話にはいっていけました。今のアニメって、こんなに美しいのか?ひいてはJapanimationってもの凄い技術力なんだと思いました。

 キャラクターの作画は可愛らしく目がクリクリしています。正直あまり好みな絵ではないと思いましたが見ている内になれました。ああいうやわらかいタッチの登場人物がグロテスクで陰惨なシーンを中和しているから子供から大人まで広い世代に受け入れられたのかと思いました。

 時代設定も面白くて、話の主軸となる『刀での鬼退治』という内容が、近代化が進む大正時代という背景にゆるいミスマッチを感じます。ただそのズレている感じが、よくある幕末が背景の時代物とは一線を画した独特な雰囲気があって新鮮です。

 アニメ編26話は物語の序盤シーズンだけが描かれたもので、話は映画『鬼滅の刃 無限列車編』へと続くみたいです。連載雑誌では完結しているみたいで、ストーリーを早く把握するには漫画を読むのが早いのですが、やはり綺麗なアニメーションが楽しみなので、アニメ→映画→コミックの順番で『全集中』して見ていこうかと思います。